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偉大なるマクレーランドに愛をこめて

キャプテンクール

マクレーランドが廃業を発表。

パイプスモーカーとして最も耳にしたくなかったニュース。
着香モノにおいては他の追随を許さない、繊細でシルクのように滑らか且つ一口でマクレーランドとわかる
そんな個性を持った偉大な煙草ブランドが姿を消すこととなりました。


詳細については以下、オールドブライヤーズ様のツイートを参照頂きたく。
https://twitter.com/i/moments/968416692547170306


私のパイプ人生を10数年に渡り彩ってくれた最高の煙草たちに二度と会えなくなることが残念でなりません。
初めてマクレーランドの煙草、このキャプテンクールを買ったのはもう10年ほど前でしょうか。
あの時の感動は今でも思い出しますし、これからパイプを始める人にとっても同様に
鮮烈な衝撃を与え続けてくれることと信じて疑いませんでした。
今日はそんなマクレーランドに敬意を込めてキャプテンクールのレビューです。

まずはカタログより抜粋
~~~~ここから~~~~~~~
キャプテンクールというネーミングの通り、「クール」というコンセプトで開発された製品。バ
ニラのふくよかな甘みと、ほのかなミントの香りが魅力的な世界へと誘う。マイルド。
~~~~ここまで~~~~~~~

~開封~
チョコレート、バニラ、焼き菓子、ミントらしき見事に調和された甘い香りがふわりと広がり
パイプに詰める時間を彩ってくれます。
このまま食べても良いんじゃないかとさえ錯覚してしまいます。
初めての人はこの香りに期待に胸が膨らんだことでしょう。

~着火~
葉は若干ベトついているため、火付きはあまり良い方ではありませんが
開封時の香りがそのまま口の中にも周囲にも広がります。
舌や鼻への刺激は全く無く、クリームの様に滑らか。
キャヴェンディッシュの製法においては各メーカーごとに秘伝だそうですが
マクレーランドは殊更に手間暇を掛けていることが伺えます。

~中盤~
着火時の華やかなトップノートは次第に落ち着き、若干オイリーながらも軽く
クドさのない、新しい木製家具のようにも思える香りが続きます。
どこか、ボウルから立ち昇る煙の色さえも他のブランドと異なる滑らかさを帯びているようにも見え
贅沢な時間を独り占めしているのだという実感があります。
意外ですが、舌で感じる煙そのものはそれほど甘くはありません。

~終盤~
ほのかな焼き菓子と木材の香りを帯びたまま、中盤の味わいを維持しつつ
あっという間に灰になってしまい終了。
葉のベトつきあるいは自分の腕が足りないのかすべてが真っ白な灰にはならず、
底の方に少し残ってしまいました。
この残ってしまった葉はどれだけ火を付けても安定しないのでおとなしく灰皿へ。
あと一口だけ、あと一服だけ、いつまでもそんな余韻が残る煙草です。
こんなに愛される煙草がもう手に入らなくなることが今でも信じられず
また、今後新たにパイプスモーカーとなる人に勧めることも出来なくなるのが残念です。

~まとめ~
マクレーランドの他、ラタキアの銘品ヴィンテージシリアンや
デンマークのラールセンの一部商品も入荷しなくなるとの話も耳にしています。
思えば10年前は今よりはるかに多くの個性あるブランドが手に入ったものですが
そういった銘品が先を争うように姿を消していくのは昨今の世界的な嫌煙ブームや
各国の規制が原因なのでしょうか。
文化としてのパイプ喫煙がこのまま儚い灰となってしまわぬことを祈るばかりです。

そして最後に、数々の銘品を世に送り出してくれたマクレーランドへ感謝を。
この紫煙にまた再開できる日が訪れますように。
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キャビーズミクスチャ

キャビーズ

寒くなってきましたね
これからが煙草の季節の到来です。

今日はサミュエルのキャビーズミクスチャです。
いつも通りカタログより

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
19世紀のロンドンを走った辻馬車「キャビー」。
このたばこの構成はバージニアとペリクなのだが、
古き雑踏から蘇ったようなビターな中に、甘さとスパイシーさを含む喫味。
ほぐされたコインカット。キャラクターはストロング。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
先日のスプリングタイムフレイク(以下、STF)と同様、ヴァージニアとペリクのブレンドですが
こちらはいかがなものでしょうか?

缶を開けると1円玉サイズのコインカットとリボンカットが混じり
ペリクのスパイシーでツンとくる香りが広がります。
STFは仄かに薫る程度でしたがこちらはよりペリクが強いようです。

火を入れると開缶時の印象とは見違えるほど柔らかい煙が立ち上がりますが
同時にヴァージニアだけでない着香ではない独特の甘味とコク、
そしてまろやかさ複雑に絡み合って感じられます。
一口でさすがのサミュエルと言えるような上品さがあります。

中盤からは若干まろやかさが増してきたように感じます。
香り自体は何かに例えるのが難しく、フレッシュなヴァージニア感の中に
風に乗って流れてくる花のような控えめな優しさもありながら
渋さも同時にあり、この辺りはSFTに通じるものがあるようです。
終盤までこの味わいが続きます。
思いのほか全体的に繊細な印象なのですが、強さはそこそこあるらしく
1杯で満足感のある喫煙が可能です。

最近になってペリクの味わいに魅了され、立て続けに購入したのですが
ヴァージニアの味わいをグッと引き出してくれる見事なブレンドでした。
ペリクを試してみたい方は是非。

ウォレスフレイク

ウォレスフレイク

また2か月空きました。
今日はラットレーの着香モノ、ウォレスフレイクです。

まずはいつもの如くカタログより抜粋

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
加香タバコフレイク状。プラムがメインの香喫味を有するパイプたばこ。
酸味の中に甘さを感じる高級感あふれるブレンド。
たばこの素材も、インドの日乾乾燥のバージニアを使っている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

フレイクと言えば無着香のものが多いのですが
珍しく着香かつプラムということで購入してみました。
ラットレーの着香モノはどんなもんでしょうか?
ブレンド自体はコールハスが行っているということで期待は出来そうです。
では早速。

序盤は割と舌を刺す刺激がピリピリと感じられます。
おそらくこれは着香のために使われたバーレー葉からくるものでしょう。
香りはプラム感は微かに感じられる程度で、力強さはそれほどありません。

しかし中盤、火種が安定しだしてからがこのブレンドの本領です。
最初のピリピリ感は収まり、バージニア本体の甘さを邪魔しないようにほんのりと、
でも確かなプラムの酸味と甘さが上手く融合されています。
マクレーランドのパル・オー・マイン(これはピーチフレーバーですが)のような
ゴージャスで華やかな感じはありませんが、その分こちらの方が上品で常喫向けと言えそうです。
ルームノートも控えめなので場所を選ばないでしょう。
本体が上質なバージニアなので、それほど重さもなく煙草感もしっかりとあるので
ストレートのバージニアフレイクに飽きたベテランでも、初めてフレイクを選ぶ方でも
どちらでもお勧めできると言えます。
終盤まで火種は安定しており、中盤からの味わいもしっかり続きます。

手元に1缶は常備しておきたい逸品です。

スプリングタイムフレイク

スプリングタイムフレイク

今日は先月買っていたサミュエルのスプリングタイムフレイクです。
もう9月も末ですが春と言ったら春なんです。

いつも通りカタログの紹介文からいきましょう。

~~~~~ここから~~~~~

バージニアとペリクをシェリー樽で長時間熟成させた葉が原料。
再度圧縮加熱し、板状にしたものをフレイク状にした。
熟成感ある香喫味は上質なパイプ喫煙を約束。

~~~~~ここまで~~~~~

ペリク入りのフレイクですね。
手間暇掛かってることが紹介文からも分かりますが味の方は
いかがなもんでしょうか。

開封時の香りは以外にもスッキリとした酸味のある
ヴァージニアらしいもので、ペリクのツンとした感じはほぼありません。
春かどうかはさておき、期待しても良さそうです。

適当に丸めてパイプに突っ込み着火。
サミュエルのフレイクにしては素直ですぐに火が安定し、実に楽。
香りの立ち上がりはストレートのヴァージニア……と思いきや、
絶妙にペリクが効いているのかヴァージニアだけでは確かなないコクと
何かしら華やかな香りがあるように感じます。
中盤から後半に掛けては味わいに厚みが出てくるのですが
おそらくこっちがヴァージニアの本来のものでしょうか。
(それとこれは多分パイプのせい(これまでに吸っていた何か)とは思うのですが
ほのかに…ほのかに焼き魚のような香りと言うか匂いというか……
うん、多分気のせいでしょう。)

吸い方としては火種を若干大きめに吸った方が香り立ちが良く
味わいも分かりやすいかと思います。
全体的に優しく刺激も少ないマイルドなので、初心者や
かつてのエリンモアフレイクが好きだった方ににもお勧めできる安くて良い煙草です。

ベストブラウンフレイク

BBF.jpg

安定の1か月おき更新です。

今日はまたもサミュエルガーウィズのベストブラウンフレイク(BBF)です。
早速ですがまずは柘製作所さまのサイトより抜粋

~~~~~ここから~~~~~~
ヘイタイプ。缶を開けた時、新鮮な干し草の芳香。バージニアの純粋な甘み。
よく揉み込み、手巻きシガレットで喫煙しても充分。
イギリスの一昔前のシガレットの味が忘れられない方に。
朝から喫煙できる。まさしく「たばこブレンダーの芸術」。
キャラクターはマイルド~フル。
~~~~~ここまで~~~~~~

販売店様の紹介文となんかでは初心者にもオススメなど
取っつきやすい印象を与えるものも見受けられるのですが
私は色々と異なる感想を抱いたので以下に書いて行きます。

まずヘイタイプについてですが、いわゆる干し草の香りを表すそうで
(と言っても干し草の香りが分かる人も最近そんなに居ない気がするが)
開封すると確かに日なたに干した素朴な干し草を連装させるような
どこか懐かしい香りがいっぱいに広がります。
香りについてはまぁ概ねその通りかと思いますし、嫌いな人もそう居ないでしょう。
ただ、パイプ煙草といって思い浮かべる華やかな香りを期待していると
あまりの素朴さに肩透かしを食らうかもしれません。

そして形状。フレイクなのですが……
こいつが私の経験したフレイクの中では一番クセモノでした。
とにかく硬い、硬いなんてもんじゃない。
湿気はそこそこなんですが厚みが従来のフレイクの倍はあろうかというもので
500円玉2枚重ねしたほどの厚みがあります。
通常、フレイクは手で揉み解してボウルに詰めるのですが
これを1枚揉み解す頃には親指の付け根が変な方向に固まったままになり
反対の手で無理やり戻してあげないといけないほどです。
その上どうやら層状に重なっているらしく、ほぐした後もやたら平べったい葉が
大量にでてくるのでなかなかボウルにも詰めづらい。

どうにかこうにかボウルに詰めて着火します。
着火できません。なんだこれ。
上でも書いた平べったい葉が火付きを悪くしているようで
なかなか下まで火が通らないんですね。
火種が安定するまでは相当な技術が必要に感じます。
(「着」火と書くのになぜか火「付き」と書くのは何ででしょうね)

香りは純粋なヴァージニアそのもの、と言ったところで
青々しい新鮮さを伴う高級な紙巻きたばこのようです。
舌を刺す刺激もなく、煙はなかなかにクールでマイルドなので
紙巻から入った人でも抵抗なく受け入れられるでしょう。
(ここまでの苦労は別として)。

ストレートのヴァージニアなので中盤まで進めても
劇的な変化はなく、黙々と進んでいきます。煙もモクモクです。
(今おもしろいこと言いましたよ)
そのためかついついオーバーヒートさせてしまい、気づいたころには
結構なずっしりとした重さを胃の当たりに感じるようになります。
マイルド~フルという触れ込みなのですが、相当に強いです。
とても朝から晩まで咥えていられるとは言い難い。

ちなみに私は2杯目からはペリクやラタキアを1つまみ混ぜることで
味の変化を加えるとともに軽くすることにしました。
するとまぁ割とイケルようになりました。

そんなこんなで1杯吸い終わるころにはニコチン酔いでフラフラ。
ベッドに倒れこむようにして休憩を余儀なくされました。
牛乳をお供に吸ってみると胃にやさしいかもしれません。


総合的に評価すると、この煙草、とても初心者においそれとは
勧められる気がしません。
揉み解しから着火までの苦労も去ることながら
キャラクターの重さも相まって相当なベテラン向けと言う印象です。
確かに旨い煙草ではあるのですがコレじゃないとダメという要素も無く
万人受けするかと言うと果たして……。

私はしばらくはこれをまた買うことは無いかなぁ(; 'A`)
プロフィール

ウニ公

Author:ウニ公
福岡の片隅でパイプを咥えてゲーセンで格闘ゲームに興じる30代SEです。
「あ、なんか見覚えがある」と思ったら多分私です。

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